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2025/12/19 10:55
窓を開ければ、そこにはいつも「利尻山」がある。
私たちが暮らす利尻島は、日本の北の果て、北海道・稚内からフェリーで海を渡り90分ほど。まるで海の上に山が浮かんでいるような島です。

この島で生活するということは、常に「利尻山」と共にあるということです。
アイヌ語で「高い山」を意味する名の通り、標高1,721mの美しい独立峰。私たちは親しみを込めて「利尻富士」と呼びます。
朝、カーテンを開けると、目の前にそびえるその姿が飛び込んでくる。それが、私たちの日常です。
今回は、CHICO GARAGEが生まれ、育まれているこの島の空気を、少しだけ皆様にお届けしたいと思います。
島を巡る、30年の水の旅。
私たちがこの島を誇りに思う一番の理由。それは、奇跡のような「水の循環」の中に生きているからです。
利尻山に降った雪や雨は、地中に染み込み、長い長い時間をかけて濾過されます。その歳月は、およそ30年。 今、私たちが口にしている水は、30年前の雪や雨かもしれないのです。


ミネラルたっぷりの伏流水は、島内のあちこちで湧き出すだけでなく、なんと海底からも湧き出しています。 この栄養豊富な「海に湧く水」が、最高級の「利尻昆布」を育て、その昆布を食べて育つのが、濃厚な甘みを持つウニたちです。
山が海を育て、海が私たちの食卓を豊かにしてくれます。
7月に旬を迎えるウニを頬張るとき、私たちはこの壮大な生命のサイクルに感謝せずにはいられません。

厳しい自然と、新しいカルチャーと。
冬の厳しさは想像以上です。
けれど、その厳しさを乗り越えてきたからこその強さと温かさが、この島にはあります。
そして今、伝統的な漁業だけでなく、新しい風も吹き始めています。 私たちの友人が営むような、素敵な場所が増えているのです。
例えば、スコットランドの島に似た気候に惚れ込んだアメリカ実業家ケイシーさんが始めた、日本最北のウイスキー蒸留所「Kamui Whisky」。そして、私の大切な友人でもあるちえみさんが起業した「CHUPU(チュプ)」。母としての想いと、島の恵みから生まれたスキンケアブランドです。
夏場には行列の絶えない人気店「利尻らーめん 味楽」の焼き醤油らーめん。
昆布の根っこをスプーンにして食べるウニと昆布のユニークなアイスクリームがある「北利ん道」などなど。
スキンケアブラント CHUPU

Kamui whiskey 利尻蒸留所
SUPで透明な海へ漕ぎ出せば、海底のウニや昆布が手に取るように見え、自転車で走れば、高山植物が道端に咲いている。 そんな手つかずの自然と、新しい人の営みが混じり合う、とても面白い島に私たちは生きています。

いつか、この島でお会いしましょう。
CHICO GARAGEのアイテムには、こうした島での暮らし、風景、そして自然への感謝の想いがあります。
商品をお手に取っていただくことで、遠く離れた皆様とも、この島の空気を共有できれば嬉しく思います。
そして、もし機会があれば、ぜひ「夢の浮島」へ遊びにいらしてください。 フェリーが港に近づき、目の前に利尻山が迫ってくるあの瞬間の感動を、ぜひ味わっていただきたいのです。
私たち島民は、いつでも皆様を歓迎いたします。

「利尻島に行ってみたいけれど、どう巡ればいい?」
最後に、私が実際に島内を巡りながら、利尻の歴史や自然、そしてお気に入りの場所をお話しした動画をお届けします。
朝のフェリー到着から夕日が沈むまで、歴史スポットや地元の絶品グルメ、美しい自然までを網羅。さらに、旅の思い出にぴったりなオリジナルのお土産もご紹介しています。この動画を見れば、あなたの利尻旅がより深く、豊かなものになるはずです。